宮田厩舎は昨年JRA31勝と開業3年目で勝ち星を倍増。海外でも重賞を勝つなど存在感を増してきた。

良血馬の預託も増えており、無敗の皐月賞馬ソールオリエンスの半弟スキアの21(牡、父キズナ、馬名予定フォティーゾ)には指名が集中しそう。宮田師は「上のクラスで活躍できそう。血統通り期待していますし、大事に育てたい」と来春の大舞台を意識する。6頭の兄姉のうち5頭が勝ち上がりを経験。夏過ぎの入厩予定。

師が「ダンシングプリンスのようになってくれれば」と推すのが、キャットコインの21(牡、父ニューイヤーズデイ、馬名予定グロッシェン)だ。母はデビュー3連勝で15年クイーンCを優勝。父は新種牡馬。筋肉質な馬体からダート短距離路線での活躍が見込まれる。

ダイヤモンドディーバの21(牡、父サトノダイヤモンド、馬名予定ベゼルファセット)は「脚長でバランスのいい馬」。クラシックディスタンスでの好走が期待できる。【松田直樹】

宮田厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬
宮田厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬