<1>00年・単勝9160円&ワイド1万4620円

チューリップ賞を制したジョーディシラオキ(2000年3月4日撮影)
チューリップ賞を制したジョーディシラオキ(2000年3月4日撮影)

13頭立ての11番人気ジョーディシラオキが波乱を演出した。前走まで2走連続で2桁着順に敗れていたが、雨の不良馬場で先手を奪取。武幸四郎騎手を背に、そのまますいすいと1馬身半差で逃げ切った。単勝9160円は今もチューリップ賞の最高配当。

2着には2番人気のレディミューズが入り、馬連は1万8280円の好配当。

3着は13番人気のアカズキンチャンで、1、3着のワイド1万4620円はチューリップ賞の最高配当。

1番人気チアズグレイスは10着に敗れたが、本番・桜花賞では巻き返し、6番人気で勝利した。


<2>22年・馬単7万1420円&馬連5万6300円&枠連2万470円

チューリップ賞を制したナミュール(2022年3月5日撮影)
チューリップ賞を制したナミュール(2022年3月5日撮影)

1番人気のナミュールが横山武騎手を背に差し切り、重賞初制覇を飾った。

2着は単勝オッズ229・8倍、15頭立て13番人気の伏兵ピンハイ。最内枠から中団後方を追走し、直線も内を力強く伸びて2着争いを制した。

馬単7万1420円、馬連5万6300円と、まさにびっくり配当。枠連2万470円と合わせて、すべてチューリップ賞の式別最高配当を更新した。

ちなみに、3連単は25万8360円だった。


<3>05年・3連単123万7200円&3連複18万6800円

05年3月5日、エイシンテンダーでチューリップ賞を制し笑顔を見せる武幸四郎騎手。右は安楽一馬厩務員
05年3月5日、エイシンテンダーでチューリップ賞を制し笑顔を見せる武幸四郎騎手。右は安楽一馬厩務員

武幸四郎騎手が乗った3番人気エイシンテンダーがデビュー3連勝で重賞初制覇。2着に7番人気アドマイヤメガミ、3着には10番人気のダンツクインビーが入った。3連単123万7200円、3連複18万6800円はともにチューリップ賞の式別最高配当。

単勝1・5倍と人気を集めたディアデラノビアは7着だった。