<1>20年・単勝1万6300円=優勝馬メイケイダイハード

20年中京記念を18番人気で制したメイケイダイハード
20年中京記念を18番人気で制したメイケイダイハード

舞台は阪神芝1600メートル。酒井学騎手が乗った18頭立て最低人気のメイケイダイハードが差し切った。中団の外からしぶとい伸び脚を見せると、首差で重賞初勝利を決めた。前走まで5戦続けて2桁着順に敗れ、大きく人気を落としていたため、単勝1万6300円の高配当となった。

なお、JRAのフルゲートが18頭になった91年以降の重賞で、単勝18番人気馬の勝利は初めてだった。

2着は6番人気ラセット、3着は9番人気エントシャイデン。馬連8万10円、馬単17万6170円、3連複38万2480円、3連単330万2390円という大波乱だった。


<2>04年・馬単20万7220円=優勝馬メイショウキオウ

舞台は中京芝2000メートル。16頭立ての最低16番人気メイショウキオウが逃げ切った。秋山真騎手を背に、キャリア33戦目で初めてハナを切ると、ラストまでしぶとく踏ん張り、1馬身差で勝利した。単勝配当は1万6190円。

2着は3番人気ナリタセンチュリー、3着は2番人気カンファーベストで、馬連は7万2070円、馬単は20万7220円だった。


<3>10年・3連複58万6690円=優勝馬シャドウゲイト

10年中京記念を制したシャドウゲイトと田中勝騎手
10年中京記念を制したシャドウゲイトと田中勝騎手

舞台は中京芝2000メートル。4番人気のシャドウゲイトが重賞3勝目を手にした。好位追走から直線に入って先頭に立つと、そのまま押し切って1馬身4分の1差で制した。

07年シンガポール航空国際CでG1を勝って以来、約2年10か月ぶりの勝利。シンガポールでの栄冠と同じく、田中勝春騎手がエスコートした。

2着に12番人気のタスカータソルテ、3着に15番人気のホッコーパドゥシャが入り、3連複は中京記念の式別最高払戻金額となる58万6690円というびっくり配当。3連単も255万5050円という高配当だった。