1番人気を買い続けてもトータルの回収値はプラスにならないし、穴馬を狙い過ぎても的中率は下がる。しかし高い的中率と、回収値100超えを狙える必見データがあった。

東京芝1400メートルは伏兵が台頭する一波乱あるコースだが、過去5年の5月・6月に開催された1勝クラスの1番人気の成績は【16・4・3・11】勝率47%、複勝率67%と、1番人気の馬券内率が高い。また、同条件でルメール騎手が騎乗した馬の成績は【9・3・1・3】勝率56%、複勝率81%、単勝回収値150、複勝回収値111。ルメール騎手が騎乗する馬は人気になり、買い続けてもプラスにはならないことが多い。しかしこの条件においては人気にかかわらず馬券内率が非常に高いため、単勝・複勝で買い続けてもプラスになる。

土曜日東京12Rに出走するデータ該当馬(11)グラヴィルに本命を打つ。8カ月ぶりだった前走(2着)よりも、強めの調教をこなして好時計を出しており期待が持てる。国枝厩舎とルメール騎手の相性の良さもプラス。対抗に(4)ダイバリオン。常に上がり3ハロンで最速の脚を使えており、中山よりも直線の長い東京コースが合いそう。穴で狙いたいのが(10)アムールマルルー。同条件のハーツクライ産駒の成績は【3・2・2・3】。調教ではタイトルホルダーと併せ馬を行い、良い動きを見せた。デビュー戦以来勝ちがないが、調教通りに動ければ一変があってもおかしくない。(データは全て過去5年、東京芝1400メートル5・6月の1勝クラス)

【東京12R】

◎(11)グラヴィル◯(4)ダイバリオン▲(10)アムールマルルー

【買い目】

3連単2頭軸マルチ24点

(4)(11)軸(1)(7)(8)(10)

3連複1頭軸流し10点

(11)軸(4)(1)(7)(8)(10)