浦和のヒーローが修行を終えて帰ってきた。4月から名古屋の川西厩舎所属で期間限定騎乗を続けていた室陽一朗騎手(ひいろう、22=宇野木)が今月から南関東での騎乗を再開。先々週の川崎でも人気薄で2、3着があったが、地元の浦和に替わった今開催は18日に1勝2着2回3着1回と大健闘。7鞍のうち6鞍で着順が人気を上回り、ひと皮むけた印象を受けた。
同期や先輩の期間限定騎乗に刺激を受け、師匠に志願して修行に出たという。名古屋、笠松をメインに遠征で金沢でも騎乗。2回に分かれていた騎乗期間の合間には名古屋での重賞騎乗もあり、その日のエキストラ騎乗も含めれば期間中に43勝。勝率は1割を超えていた。修行で身に付いたのは「レース勘ですね。たくさん乗せてもらったので。それでもまだまだ足りないところだらけ。勝ち切れなかったレースもあるので、その反省を生かして乗っていきたいです」と話す。
デビュー3年目。18日の勝利で減量解除の101勝まであと5勝となった。ヤングジョッキーズシリーズも今年が最後か。「大事に乗って1つでも多く勝ちたいです」。今年のシリーズは最初の騎乗が10月22日の浦和。まずは地元で修行の成果を発揮だ。【牛山基康】



