ブリーダーズカップまで、残すところ1週間。日本時間の22日(木曜)には主催者から各競走の出走予定馬が発表されました。
今年は日本馬が参戦予定の6つの競走が馬券発売予定。それぞれのレースで人気になっている馬のプロフィールを紹介します。
【BCクラシック】
連覇に挑むフォーエバーヤングに人気が集中しています。今年は是が非でも逃げたい馬が複数頭いて、ペースは速くなりそう。フォーエバーヤングにとっては前門の逃げ馬、後門のソヴリンティ(牡4、父イントゥミスチーフ)やゴールデンテンポ(牡3、父カーリン)となりそうです。
【BCターフ】
オンブズマンが出走を回避したため、人気は仏牝馬2冠馬で凱旋門賞で3着したダイヤモンドネックレス(牝3、父セントマークスバシリカ)、凱旋門賞2着、英チャンピオンSで3着のベイシティローラー(牡4、父ニューベイ)、愛ダービー馬のベンヴェヌートチェッリーニ(牡3、父フランケル)、それにG1を連勝中のホタツェル(牡4、父トゥーダーンホット)など欧州馬に分散しています。日本のディープモンスターは人気の盲点になっていますが、上位に食い込む力を備えています。
【BCマイル】
ゴドルフィンの英国調教馬ノータブルスピーチ(牡5、父ドバウィ)が人気を集めています。北米では、これまで5戦3勝、昨年はカナダ・ウッドバインのG1ウッドバインマイルと、デルマーを舞台としたG1・BCマイルを連勝。キーンランド競馬場では今年4月のG1メーカーズマークマイルが4着でしたが、前走のG1ウッドバインマイルを制して、昨年同様のローテーションで連覇に挑みます。キーンランドでの敗戦は気になりますが、これは直線で挟まれる不利あってのもの。大崩れはなさそうです。強敵はまだ底を見せていない英国のブルーボルト(牝4、父ブルーポイント)。G1フォレ賞快勝から向うトゥルーラヴ(牝3、父ノーネイネヴァー)も侮れません。アスクイキゴミも立ち回り次第で…。
【BCスプリント】
テーオーエルビスをおさえて1番人気に支持されているのが、ダート1400メートルG1を2連勝して本番に臨むイングリッシュマン(牡3、父マックスフィールド)です。通算成績は5戦4勝、2着1回。1600メートルのG2パットデイマイルは、最後に脚があがって2着でしたが、1400メートルまでなら無敵。スタートのセンスに優れ、後半もきっちりとまとめています。5月のG1チャーチルダウンズSで規格外の強さを披露したテーオーエルビスとの直接対決が見ものです。穴っぽいのは、このコースで8戦5勝、2着2回と相性の良いナカトミ(せん7、父ファイアリングライン)か【BCターフスプリント】
米国調教馬ながら、夏の英国遠征で2連勝したバッシオ(牡3、父マクリーンズミュージック)に人気が集まっています。通算6戦5勝。2歳のデビュー戦はダートでしたが、2戦目からは芝の1000メートル戦を専門に使われ、前走のG1ナンソープSを逃げ切ってG1初勝利を飾りました。今回はワンターンの競馬に戻って距離も100メートル延長がどうでるか。人気はないようですが、追い込むルガルが台風の目になりそうです。
【BCダートマイル】
クラシックと重複登録のナイツブリッジ(牡5、父ナイキスト)が、確勝を期してこちらに回ってくるようです。7月のG3モンマスカップと8月のG1パシフィッククラシックS連勝からの参戦。2000メートルを逃げ切ったパシフィッククラシックSは圧巻でした。ダートのマイル戦は5戦3勝、2着2回で連対率100%。長期休養明けをひとたたきして臨むブラケットバスター(牡4、父ヴェコマ)が対抗候補です。(ターフライター 奥野庸介)
※競走成績は2026年10月23日現在



