新人の佐々木大輔騎手(18=菊川)が、デビューから22戦目で初勝利を挙げた。3月にデビューしたルーキーでは4人目のうれしい1勝を手にした。

1番人気スイートカルデア(牝4、菊川)に騎乗して、好スタートから2番手をキープした。抜群の手応えで直線を迎えると、鞍上のアクションに応えて1段ギアを上げて抜け出した。

佐々木騎手は「素直にうれしいです。前回行きすぎてしまって、そこを反省して乗りました。うまくは乗れませんでしたが、勝つことができてうれしいです。菊川先生をはじめサポートしていただいた皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも1つでも多くの馬を勝ちに導くことができればと思います」と笑顔があふれた。

記念すべき初勝利を所属厩舎の馬で飾った。師匠の菊川師も弟子の勝利を喜んだ。「序盤競り合ってヒヤッとしたけど馬が強かったですね。1つ勝ってこれで本人も余裕が出てくると思うので、これからも頑張ってほしいですね」とエールを送った。