天皇賞・春(G1、芝3200メートル、5月1日=阪神)へ向けた1週前追い切りが20日、東西トレセンで行われた。

日経賞を勝って臨む関東馬タイトルホルダー(牡4、栗田)は美浦ウッド3頭併せで力強い動きを披露。横山和騎手騎乗で最後方追走から直線で追われると、中アントリューズ(古馬3勝クラス)に1馬身、外ダルムシュタット(古馬2勝クラス)に3馬身先着した。

6ハロン82秒9。ラスト2ハロンは11秒8-11秒5と鋭い伸びだった。

栗田師は「(ゴール後)ある程度1角まで長めに負荷をかけました。騎手の感触も良かったし、(今週から左回りの東京開催が始まるため、追い切り日のウッドは左回りで)手前を替える点については(右回りの追い切りだった)前走との比較はできないですけど、いい頃に近づいてきたと思います」と言葉をはずませた。