皐月賞馬ジオグリフ(牡3、木村)は福永騎手を背に最終追い切りを行った。ブレッシングレイン(古馬1勝クラス)を追走し、6ハロン83秒2-ラスト11秒4の時計で併入した。

福永騎手は「皐月賞の(追い切りの)ときと同じようなシチュエーションで感触を確かめてほしいと言われました。皐月賞時よりも力強さは増していましたし、走るフォームも前回より地面を捕らえた走りをしていた。状態の良さは引き続き伝わってきましたし、成長もあると思う。(距離については)こればかりは走らせてみないとわからない部分が多いですが、操作性が高いので2400メートルになって乗り難しくなることはないです。(レースのポイントは)トラックバイアスがどういった形か、味方にできるのか。(自身のダービー3連覇もかかるが)それだけチャンスのある馬の騎乗依頼をいただいて、光栄なことだと思う。今年も有力馬の1頭で臨めるのでモチベーションは上がっています。牧場と厩舎が連係して素晴らしい状態にもってきているし、1番いい結果で応えられるように全力を尽くしたいと思います」と話した。