オークスを制し、桜花賞と合わせて史上16頭目の牝馬2冠を達成したスターズオンアース(牝3、高柳瑞)が、右前肢の第1指骨を剥離骨折していることが分かった。28日、所有する社台サラブレッドクラブの公式サイトで発表された。

同馬はオークスから3日後の25日、宮城県の山元トレセンに放牧に出された。ウオーキングマシン運動でリフレッシュを図っていたが、右前肢の球節部分にむくみの症状が出たため、27日にエックス線検査を受け、ごく小さな骨片が見つかった。

幸いけがは軽症で、順調に回復すれば3冠がかかる秋華賞(G1、芝2000メートル、10月16日=阪神)出走に備えるとしている。