ダートG1のフェブラリーS連覇から芝へ2度目の挑戦となるカフェファラオ(牡5、堀)は美浦坂路で追い切られた。

単走で4ハロン54秒7-12秒5と余力を残しながら最終調整を消化した。堀師は「前走後は在厩調整で基礎体力の徹底的な強化をベースに、メンタル面のアプローチという形で仕上げてきています。ここまで十分に乗り込んできているので、今週は坂路で最終調整という形。ちょっと暑くなってきているので若干息が上がる様子はありましたけど、十分仕上がっている状態だと思っています」と手応えを示した。

キャリア11戦し全6勝がダート。芝には昨年の函館記念で初挑戦し9着にとどまった。ただ、芝、ダートの違いはあれど、今回は連覇を果たしたフェブラリーSと同じ東京1600メートルでの芝G1。舞台適性を生かし“二刀流制覇”に挑む。