池添謙一騎手(42)騎乗の4番人気ソングライン(牝4、林)が外から豪快に差した。勝ち時計は1分32秒3。ヴィクトリアM5着から中2週で逆転劇に成功し、待望のG1初勝利を飾った。林徹師(43)にとっても初のビッグタイトル。混戦のマイル界を引っ張る新たな女王が誕生した。

<安田記念アラカルト>

◆林徹調教師 安田記念は初出走で初勝利。JRA・G1はのべ13頭目の出走で初勝利。同重賞は福島牝馬S(アナザーリリック)以来の今年2勝目、通算5勝目。

◆池添謙一騎手 安田記念は20年グランアレグリア以来の2勝目。JRA・G1も20年安田記念以来の通算27勝目。JRA重賞は京王杯SC(メイケイエール)以来の今年5勝目、通算92勝目

◆キズナ産駒 今年の2頭が初出走で初勝利。JRA・G1は21年エリザベス女王杯(アカイイト)以来の通算2勝目。同重賞は京都新聞杯(アスクワイルドモア)以来の今年3勝目、通算18勝目。

◆(有)サンデーレーシング 20年グランアレグリア以来の通算2勝目。JRA・G1は皐月賞(ジオグリフ)以来の今年2勝目、通算64勝目(他にJ・G1・2勝)。同重賞は前日4日の鳴尾記念(ヴェルトライゼンデ)に続く2日連続の今年6勝目、通算216勝目。

◆生産者ノーザンファーム 20年グランアレグリア以来の通算5勝目。JRA・G1は前週のダービー(ドウデュース)に続く2週連続の今年5勝目、通算178勝目(他にJ・G1・3勝)。同重賞は4日の鳴尾記念(ヴェルトライゼンデ)に続く2日連続で、前週のダービーから重賞実施機会4レース連続の今年20勝目、通算740勝目。

◆関東馬 20年グランアレグリアから3年連続勝利。通算は関東馬19勝、関西馬17勝、外国馬3勝。

◆関東馬1~3着独占 21年(1着ダノンキングリー、2着グランアレグリア、3着シュネルマイスター)に続く2年連続、通算4回目。JRA・G1においても21年安田記念以来。

◆牝馬 20年グランアレグリア以来の通算6勝目。

◆前走ヴィクトリアM組 安田記念での連対は18年2着アエロリット、19年2着同、20年2着アーモンドアイ、21年2着グランアレグリアに次いで5年連続。

◆4歳馬 20年グランアレグリア以来の通算14勝目。

◆馬番13番 初勝利。

◆単勝4番人気 19年インディチャンプ以来の通算5勝目。