英国のアルコールフリー(牝4、A・ボールディング)が、外から差し切って昨年7月サセックスS以来のG1・通算4勝目を飾った。前走のプラチナジュビリーSで9着に敗れるなど、直近5戦で勝利はなかったが、見事な復活星を挙げた。スプリントG1の勝利は、2歳時に同じニューマーケットで行われたチェヴァリーパークS以来となった。

逃げた英国のネイヴァルクラウン(牡4)が2着。オーストラリアのアルトーリアス(牡4)が3着に入った。

日本調教馬として00年アグネスワールド以来の勝利を狙ったキングエルメス(牡3、矢作)は、11着に終わった。スタートでやや出遅れ、4番手近くまで押し上げたが、最後は苦しくなって失速した。