P・J・マクドナルド騎手騎乗の5番人気タイ、パイルドライヴァー(牡5、W・ミューア&C・グラシック、父ハーバーウオッチ)がG1・2勝目を手にした。

3番手から直線では早めに抜け出した。その後もいい脚を長く持続させて、昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ(牡5、M・ヴァイス、父アドラーフルーク)の追い上げを2馬身3/4差退けた。勝ち時計は2分29秒49。

パイルドライヴァーは昨年6月のコロネーションC以来のG1勝ち。今年は中東遠征2戦で11着、4着と結果が出なかったが、連覇を狙った6月のコロネーションCで2着と力を示して臨んだ一戦だった。

1番人気に推された愛ダービー馬ウエストオーバー(牡3、R・ベケット、父フランケル)は5着に敗れた。