2番人気の3歳馬エリオトローピオ(牝、深山)が直線内から抜け出し、4月の未勝利戦から休養を挟んで3連勝を飾った。

スタート直後にジュンブルースカイがつまずいて騎手が落馬。カラ馬となって途中から先頭に立ち、それを好位で見る形の追走だった。勝負どころの4角で内を選択。完全に抜け出したところでカラ馬に外から寄れて手綱を引く場面があったが、1馬身差押し切った。時計は1分49秒4。

松岡騎手は「返し馬の感じが良かった。馬力はないけど、バランスの良さでカバーしている。課題らしい課題が見つからない。素軽さもあっていいですね」と評価した。

3連勝はすべて福島。深山師は「この舞台はベストなようですね。前回の競馬後もカイ食いは落ちませんでしたし、いい結果を出してくれて良かったです。1800~2000メートルがいいと思います。今後は馬の状態を見て、オーナーサイドと相談します」とコメントした。