単勝6番人気のベレヌス(牡5、杉山晴)が、逃げ切って重賞初勝利を挙げた。好スタートから先手を奪い、道中も軽快に運び、最後の直線も粘り切った。10番人気のカテドラル(牡6、池添学)が2着、1番人気のファルコニア(牡5、高野)が3着だった。

ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が騎乗したカデナ(牡8、中竹)は、8番人気で6着だった。最後方に控えて、ゴール前は上がり3ハロン最速タイとなる33秒9の末脚で追い込んだが、届かなかった。

史上初の重賞初騎乗初勝利からの連勝はならず、今村騎手は「馬は精いっぱい頑張ってくれました。オーナーや関係者の方に感謝しています。結果で恩返しできず、申し訳なく思っています」と話した。