7月31日、札幌で伝統の牝馬重賞クイーンS(G3、芝1800メートル)が行われる。最大の注目馬はウォーターナビレラ(3歳、武幸)だ。

3番人気のテルツェットが、鮮やかな差し切り勝ち(2021年、クイーンS)
3番人気のテルツェットが、鮮やかな差し切り勝ち(2021年、クイーンS)

■クイーンSの見どころ

ウォーターナビレラは2歳時には無傷の3連勝でファンタジーSを制し、その後も阪神JF3着、桜花賞2着とG1で好走。明らかに距離が長かったオークスでは大敗したが、小回りの1800メートルなら守備範囲だろう。初の古馬相手でも、大崩れは考えづらい。


愛知杯を制したルビーカサブランカ(5歳、須貝)はその後、馬券に絡んでいない。だが洋芝は勝ち鞍こそないものの6戦2着2回、3着3回と得意としている。しまいは確実だけに、侮れない存在だ。


先手を取ったらしぶといローザノワール(6歳、西園)は、前走・ヴィクトリアMで逃げ粘り、見せ場たっぷりの4着。2走前のディセンバーSを逃げ切るなど、芝1800メートルへの適性も高い。


他にも近走不振だが昨年の勝ちっぷりが鮮やかだったテルツェット(5歳、和田正)、阪神牝馬Sの覇者で距離克服が鍵となるメイショウミモザ(5歳、池添兼)など、伏兵陣も多彩な顔ぶれとなりそうだ。


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