シンシティ(牝5、木原)が2着に粘った。17番枠から好ダッシュで外ラチ沿いを確保すると、マイペースで逃げた。富田騎手は「前回(韋駄天S3着)で強いレースをして、今回は外枠なのでチャンスがあると思ってました。スタートをポンと出て、前半は最高の入りができたのですが…。余力を持って追い出せたし、最後もしぶとく伸びたけど、勝ち馬の決め手が上でした」と悔しそうに話した。

木原師は「なんとか勝たせてあげたかった」と声を絞り出した後、「前走が初めての芝で、2戦続けて好走できた。選択肢は広がりましたね。馬の様子を見て、次走を決めていきたい」と前を向いた。