ダイワメジャー産駒のサイモンオリーブ(牝、勢司)が逃げ切り勝ちで初勝利。前走のデビュー戦では土曜新潟のダリア賞を制したミシシッピテソーロの3着に敗れていた。勝ちタイムは1分22秒1。

好スタートから押し出されるようにハナに立ち、マイペースの逃げに持ち込むとしまいも戸崎騎手のアクションに応えて勝負根性を見せ、堂々粘り込んだ。鞍上は「スタートが良かったのでハナに行く形になりました。道中楽をしていたので、並ばれてからもしぶとかったです」と評価した。

管理する勢司師は「ジョッキーが馬のリズムに合わせてくれていい形でしたし、うまく乗ってくれました。最後まで頑張ってくれましたね。もともと千四くらいと思っていましたが、これから少しずつ距離を延ばしていければ」と今後を見据えた。次走は新潟2歳S(G3、芝1600メートル、28日)を視野に入れる。