6日、英国のアスコット競馬場で騎手招待競走「シャーガーC」が行われ、クリストフ・ルメール騎手(43)、横山武史騎手(23)が世界選抜チームの一員として参加した。

横山武史騎手は海外初騎乗となった2R(芝1400メートル)のディバインマジック(牝4)で2着。5鞍に騎乗し、初勝利はならなかったが「初めての海外での騎乗でしたが、非常に楽しんで乗ることができました。まずはシャーガーCに呼んでいただいたアスコット競馬場の皆さんに感謝しています。また、欲を言えば勝利して恩返しをできれば良かったのですが、騎乗馬を用意してもらった厩舎の方々にも感謝しています。今日得た経験を日本で生かせればと思いますし、またリベンジしたいです」とコメントした。

チームの主将を務めたルメール騎手は「どのレースでも馬が頑張ってくれて良いレースだったと思います。人気馬には恵まれませんでしたが、2着と3着になれましたし、フェアでトラブルのないレースができたことに満足しています。チーム戦では優勝を目指してベストを尽くしましたが、イギリス・アイルランド選抜はとても強かったです。また、来年もこのステージに戻ってきたいです」と開催を振り返った。

チーム対抗戦の結果は英愛選抜が優勝。2位が女性騎手選抜、3位が世界選抜、4位が欧州選抜だった。個人のポイント順ではニール・カラン騎手(アイルランド)がシルバーサドル賞(最多ポイント獲得)に輝き、ルメール騎手は20ポイントで6位タイ、横山武騎手は16ポイントで12位だった。