ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が1番人気アルファマム(牝3、佐々木)で豪快な大外一気を決めた。5R新馬(ムーンスカイ)に続くこの日の2勝目で、JRA25勝目。

JRAと地方2勝を合わせると27勝目となり、G1の騎乗が可能となる31勝まであと4勝となった。

レースは前半3ハロンが32秒9のハイペース。今村騎手は馬のリズムを守りながら、冷静に後方待機。直線外に出して追い出すと、目の覚めるような末脚を繰り出した。「新潟は前有利の傾向ですが、メンバーを見てはまればうまくいくと思っていましたし、想像した展開通りになりました。前回1000メートルは忙しかったので、1200メートルに使うことを自ら志願させていただきました。馬もそれに応えてくれましたし、1年目のジョッキーの意見を聞いてくださった(佐々木)晶三先生をはじめ、関係者の皆さまに感謝したいと思います」と謙虚に振り返った。

1日2勝はCBC賞をテイエムスパーダで重賞を初めて勝つなどした7月3日の小倉以来。