3日の札幌2歳S(G3)にアンテロース、4日の小倉2歳S(G3)にクリダームを送り出すインゼルサラブレッドクラブが2日、募集2世代目となる1歳馬20頭の募集を開始した。

サラフィナの21(牡、父ブリックスアンドモルタル)を管理する友道康夫調教師は「父の産駒らしく全体が非常に柔らかい馬です。幅もありますし、背中に伸びもあるのでレベルの高い馬と断言します。血統からは芝の中距離型ですが、いろいろな条件の馬場やコースで走れると思われ、非常に楽しみにしています」と大きな期待を懸ける。社台ファーム生産で、母はディアヌ賞、サンタラリ賞、サンクルー大賞とG1・3勝を挙げた。

外国産馬のローリーポーリーの21(牝、父ジャスティファイ)を預かる蛯名正義調教師は「まず世界的良血の両親を持つ血統が素晴らしいですね。幅のある馬体からもかなりのスピードを感じさせます。これからの成長を楽しみに見守りながら、大きな期待をもって手掛けていきたいと思っています」と胸を躍らせる。米クールモアアシュフォードスタッド生産で、母は英仏でマイルG1を3勝している。

また当クラブ独自の「InselFun Fund 2022」は、募集馬全頭に夢を託せる商品で、全頭パッケージ化は初の試みとなる。