今年のリーディング首位を行く川田将雅騎手(36)が19日、中京9R金山特別(1勝クラス、芝2200メートル)を1番人気レッドバリエンテ(牡3、中内田)で勝利し、JRA通算1800勝を達成した。

史上12人目、現役6人目。1万1469戦目での到達。JRA重賞は115勝、うちG1は20勝。

川田騎手らしい力強い手綱さばきだった。区切りの勝利には「多くの有力馬の依頼をいただき、たくさん勝たせていただいて、ただただありがたいです。そして馬たちが頑張ってくれたおかげですし、それが何よりありがたく思います」と感謝の言葉を述べた。

表彰式に並んだ後輩ジョッキーたちには「みんなが僕を追い越していってくれるように、みんなと切磋琢磨(せっさたくま)しながら1歩1歩、歩んでいきたいと思います」と話した。

10月2日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、パリロンシャン)にはディープボンド(牡5、大久保)で挑む。「国内の競馬も凱旋門賞も皆さんに楽しんでいただけるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」と決意を示していた。