世界最高峰の一戦、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン競馬場、日本時間23時05分発走予定)がいよいよ迫る。

昨年5着のフランス馬シリウェイ(牡4)を送り出すF・グラファール調教師が燃えている。

同馬を管理したのは今年から。重馬場への適性に自信を見せる。「この馬は重馬場に強いんです。重馬場では非常に力を発揮する馬です」。仕上がりに関しても「最高の状態になっています」と笑顔で「それで雨が降って重馬場になればいいなと思います」と期待を込めた。

史上最多の4頭が出走する日本馬については、警戒しながらも「フランス馬を日本馬から守ってくれるのはロンシャンの重い馬場です」と語った。