フランスで10度のリーディングを獲得した世界のトップジョッキー、クリストフ・スミヨン騎手(41)が9月30日、フランス・サンクルー競馬場の1レースで危険な騎乗を行い、60日間の騎乗停止処分を受けたと、海外メディアが報じた。

レース中にロッサ・ライアン騎手を肘打ちして、落馬させた。

スミヨン騎手は「すぐに、私は間違いを犯したことに気付きました。すべての人に謝罪したい」と話しているという。

現地報道によると騎乗停止期間は、10月14日から12月12日まで。ヴァデニ(牡3、JC・ルジェ)で参戦予定の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)には騎乗可能。

騎乗停止処分は日本でも適用される。この秋は、短期免許で来日して天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、10月30日=東京)では、ジオグリフに騎乗する予定になっていたが、騎乗することはできなくなった。