アイルランドからの参戦となるマジカルラグーン(牝3)は、阪神競馬場のダートコースでS・フォーリー騎手を背に、6ハロン85秒0-12秒4。スピード感があって、キビキビとした動きを見せた。S・フォーリー騎手は「とてもいい感触でした。いい息づかいでしたし、レースに向けていい準備ができています」と笑顔だった。

同馬は、半兄に13年サンクルー大賞などG1・4勝を挙げたノヴェリストを持つ良血で、自身も2走前の愛オークスでG1初制覇。2番手から早々と先頭に立ち、持ち前の勝負根性で後続を封じ込めた実績の持ち主だ。前走のヨークシャーオークスは5着に敗れたが、後の凱旋門賞馬アルピニスタ相手に0秒9差と内容は悪くない。11年スノーフェアリー以来となる11年ぶりの外国馬Vに期待がかかる。