昨年のチューリップ賞を制したエリザベスタワー(牝4、高野)が右前脚の屈腱炎により現役を引退して繁殖入りすることが決まった。所有する社台レースホースが22日、公式サイトで発表した。

昨年12月のクイーン賞で13着に敗れた後は、右前脚の繋靱帯(けいじんたい)周辺に炎症が見つかり、復帰へ向けて調整されてきたが、この日に検査を受けて重度の屈腱炎と診断された。治療の長期化や再発の危険性などを考慮して現役続行を断念したという。

通算成績は6戦2勝(重賞1勝)。キングマンを父に持つ英国産馬。昨年のチューリップ賞はメイケイエールと1着同着で勝利した。