無敗の3冠牝馬デアリングタクト(牝5、杉山晴)は、坂路で4ハロン54秒3-12秒6(馬なり)で駆け上がり、素軽い動きを見せた。

杉山晴師は「中1週になるので全体の時計が速くならないように、メリハリをつける指示。疲れは見る限りなさそう。今はかなりオンとオフがはっきりしていて、それがダメージの回復の早さにつながっている。今なら、このローテでも問題なくいけるのでは、と判断した」と話した。

今回はマーカンド騎手との新コンビで挑む1戦。20年秋華賞以来となる勝利で復権へ、師は「なんとか強いデアリングタクトをお見せできるように一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。