JRAは7日、23年度の新規騎手免許試験の合格者を発表した。JRA競馬学校騎手課程を卒業する6人が合格し、晴れてジョッキーの仲間入りを果たした。女性の河原田菜々騎手(18=栗東・渡辺薫彦)の一問一答は以下の通り。

-卒業を終えて

ほっとした気持ちです。これからは、プロとしての自覚を持って何事にも取り組まなければいけないという緊張感があります。

-騎手を目指したきっかけ

小さい頃から動物が好きで、小学4年生の頃に乗馬を始めたことで馬に関する職業に就きたいと思っていた際、祖母の家で競馬中継を見て、騎手が人馬一体となって騎乗している姿に憧れました。

-目標の騎手

武豊騎手です。最多勝利記録を持つトップジョッキーであって、騎乗技術はもちろん、周りの方から信頼され、愛されている方だからこそ、そうした記録が残せると思うので、私もそのような騎手になりたいです。

-競馬学校での思い出

入学前研修です。1週間の研修で、最初のうちは親元を離れた寮生活がとても寂しく、つらかった思い出があります。しかしながら、実際の寮生活は同期の女性もいたので、楽しく生活できました。

-今後の抱負

まず短期の目標は、デビュー週に勝利することです。1鞍1鞍大切に騎乗して、勝ち鞍を積み重ねて新人賞を取れるように頑張りたいです。