1番人気レモンポップ(牡5、田中博)が新ダート王の座に就いた。好位から抜け出し、根岸Sに続く連勝。G1初挑戦でビッグタイトルをつかんだ。勝ち時計は1分35秒6。

鞍上の坂井騎手は「乗せていただけるチャンスをいただいたので、結果で応えたいと思っていました。調教で乗せていただいてからすごく乗りやすいと分かっていたので、あとは枠順と並びを見て、行く馬を行かせてそれを見ながら行ければいいな、と田中博康先生と話していました。そのプラン通りにいけました。手応えはすごくよかったです。追いだしてからは苦しい形だったと思うんですけど、最後まで脚を使ってくれたので勝つことができました。とにかく精神的にどっしりしているので、馬が緊張しなくていいよと言ってくれるような感じで、僕はただ乗っているだけで、その辺が強みだと思います。今年最初のG1を勝たせていただいて、また明日からサウジアラビアに行きますが、そこでもいい結果を出して、これからもっともっと勝てるように頑張っていきたいと思います」と振り返った。

2着に直線伸びた3番人気レッドルゼル、3着に出遅れながら追い込んだ4番人気メイショウハリオが入った。ラストG1となった福永騎手はオーヴェルニュに騎乗して12着に敗れた。

馬連(7)(15)970円、馬単(7)(15)1420円、3連複(6)(7)(15)2630円、3連単(7)(15)(6)7700円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)