2歳女王のリバティアイランド(牝3、中内田)が30日、桜花賞(G1、芝1600メートル、4月9日=阪神)に向けてCウッドで1週前追い切りを行った。僚馬パワフルボンド(3歳未勝利)を追走し、馬なりで併入。余力十分に6ハロン84秒6-11秒7をマークし、軽快な動きを見せた。

デビュー3戦目で昨年末の阪神JFを制覇。それ以来、直行での桜花賞参戦となる。前走後は放牧でリフレッシュして、10日に帰厩。様子について福永助手は「馬体をふっくらと見せて、落ち着いた雰囲気にあるのもいいですね」と好調をアピールする。

激戦のトライアルが繰り広げられたが、“1強”ムードは揺るがない。同助手は「クラシック1冠目となれば甘くないかとは思いますが、ここまで不安なところなく順調に調整できています。ここまで3戦で馬の良さを引き出してきたジョッキー(川田騎手)が、ここもいいレースをしてくれるだろうと期待しています」と力を込めていた。