18日の大井6R(C2、ダート1200メートル、出走16頭)は真正な発走と認められなかったため、カンパイ(発走のやり直し)となった。

1番枠の11番人気チアリーがフライングしたため。大井でのカンパイは21年7月16日の1R以来、1年9カ月ぶりとなった。

再スタート後のレースは2番人気サツキジャスミンが勝利し、チアリーは9着だった。

◆カンパイ 語源は英語のカムバック(戻れ)と言われている。江戸時代末期から明治時代初期の頃、スタートの失敗でやり直しをする際に外国人のスターターが「カムバック」と言ったのを、日本人が「乾杯」と聞き間違えた。そのため発走のやり直しを「カンパイ」という競馬用語になったとされる。