デビュー3年目の永島まなみ騎手(20=高橋康)が23日、春の福島開催リーディングを獲得した。8日からスタートした今開催は7勝の大活躍。女性騎手の開催リーディングは19年秋の3回新潟の藤田菜七子以来、2人目の快挙となった。

22日土曜の時点では菱田裕二騎手と5勝で並び、7回の2着回数が1つ上回り単独トップに立っていた。この日は1R、6Rと2勝を上積み。2Rでは2着に連対した。

永島騎手は「この開催ではたくさんの馬に乗せていただき、馬主さんや厩舎スタッフの方々の支えとサポートがあってこそリーディングが取れたと思うので、関係者の方々に感謝したいです。自分の技術を見つめ直す部分もこの開催では多かったので、そういった部分はさらに精進して、技術を磨いていきたいと思います」とコメントした。

なお藤田菜七子騎手は新潟の開催リーディングに加え、19年は女性騎手初の新潟年間リーディングの座に就いた。また今村聖奈騎手は昨年、新潟の年間リーディングを獲得している。