柴田善臣騎手がデビュー2戦目の4番人気グレイスカリヨン(牝、堀内)を1着に導いた。自身が持つJRA最年長勝利記録を56歳9カ月15日に更新。柴田善騎手は「気持ちはだんだんと上がってきていますよ。ただ、あまり気持ちが上がりすぎると運動会のお父さんみたいに空回りしちゃうから。体がついてこられるようにね」と笑顔で話した。

3月26日の中山6R(ビルカール)以来、今年のJRA4勝目を手にした。好スタートから道中は好位置を確保。4角3番手で直線に入ると、パートナーは鞍上のアクションにぐんぐんと末脚を伸ばした。勝ち時計は1分24秒7。「道中は自分からハミをかんでいくんですよね。もう少しリラックスして走れるようになると、もっといいと思いますよ」と今後の成長を期待した。