6月7日大井の東京ダービー(S1、2000メートル)に向け、羽田盃2着のヒーローコール(牡3、小久保)が2日、浦和競馬場で最終追い切りを行った。

調教パートナーの橋本騎手が騎乗。降り続く雨で水の浮く不良馬場の中、内のトーセンレビュー(A2)とほぼ併走で5ハロンからペースアップ。直線は馬場の中ほどを通り、楽々と並んでゴール板を駆け抜けた。橋本騎手は「初めて本馬場で併せて追い切り。直線でステッキを1発入れて反応もよく、最後まで走り切って内容はよかったと思う。前走より攻めて、気合乗りもいいですね」。昨年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬が南関東クラシック2冠目で巻き返しを期す。