21年マイラーズC2着など重賞戦線で活躍したアルジャンナ(セン6、奥村豊)が5月28日に競走馬登録を抹消、死亡していたことが分かった。同日京都4Rの障害未勝利戦に出走。右第1指関節脱臼のため2周目4コーナーで競走中止していた。

アルジャンナは、父がディープインパクト、母が米G1を制したコンドコマンドという良血馬で、17年セレクトセールで1億7000万円(税抜き)で落札された。

栗東・池江厩舎から19年9月の阪神新馬戦(芝2000メートル)でデビューし、白星発進を飾る。2戦目の東スポ杯2歳Sも2着と好走した。

明け3歳初戦のきさらぎ賞は3着で、続く毎日杯で2着に入り賞金を加算。ダービーにも出走(18着)した。古馬になり、21年マイラーズCでは2着に入った。しかし、その後は低迷が続き、昨年から奥村豊厩舎に転厩、5月谷川岳S後に去勢した。今年から障害レースに参戦していた。