松山騎手騎乗の1番人気ボルケーノ(牡、堀、父ルーラーシップ)が逃げ切り、管理する堀宣行調教師(55)が今年の2歳戦を3戦3勝とした。勝ちタイムは1分34秒5。

抜群のスタートで楽々と先手を奪い、マイペースをレースを進める。直線を向いても鞍上は手綱を抱えたまま。残り200メートルあたりから軽く促されると、肩ムチ1発程度で流しながら、2着に1馬身半差をつけ押し切った。

松山騎手は「ハナにはこだわっていなかったですし、スタートが抜けて速かったので持ったまま行く形になりました。真面目でいい馬ですし、しっかりと集中して走ってくれました。距離もよかったと思いますし、まだよくなると思います」と振り返った。

堀師は先週10日土曜にゴンバデカーブース、11日日曜にダノンエアズロックで新馬勝ちを収めている。