タイトルホルダーで宝塚記念を制し、左手を広げて勝利をアピールする横山和騎手(撮影・白石智彦)=2022年6月26日、阪神競馬場
タイトルホルダーで宝塚記念を制し、左手を広げて勝利をアピールする横山和騎手(撮影・白石智彦)=2022年6月26日、阪神競馬場

■宝塚記念

25日は春のグランプリ・宝塚記念(G1、芝2200メートル)が阪神競馬場で行われる。


上半期の総決算にふさわしい強豪メンバーがそろったが、断然の主役は昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4、木村)だ。天皇賞・秋、有馬記念を制して今年初戦のドバイシーマCも圧勝。世界ランキングでも首位をキープしている。帰国後も順調で、中間は栗東で調整。前走のレースぶりなら内回りの阪神も心配無用で、一気にG1・4連勝を決める。


同世代のジャスティンパレス(牡4、杉山晴)がライバルか。今年の阪神大賞典、天皇賞・春を連勝してG1初制覇を決めた。距離短縮は問題なく、阪神も実績あるコース。充実している今、ここも好レース必至だろう。


ディープボンド(牡6、大久保)は前走天皇賞・春2着で、G12着4回目となった。昨年の宝塚記念は4着だったが、今年も展開次第で上位争いとなっていい。


昨年のジャパンCを制したヴェラアズール(牡6、渡辺)も差はない。前走はドバイワールドCに挑戦するも13着。それでも、国内の芝に舞台が戻れば、巻き返しは可能だろう。


ジェラルディーナ(牝5、斉藤崇)も侮れない1頭。昨年のエリザベス女王杯でG1初制覇を決め、有馬記念で3着と牡馬相手でも力差はないところをアピールした。G1を勝った時が重馬場で、道悪となれば面白い。


そのほか、昨年の菊花賞馬アスクビクターモア(牡4、田村)、昨年の皐月賞馬ジオグリフ(牡4、木村)、鳴尾記念で重賞3勝目を決めたボッケリーニ(牡7、池江)、今年の大阪杯で僅差3着だったダノンザキッド(牡5、安田隆)など、豪華な顔ぶれがそろっている。



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