1・4倍の断然人気に推されたルージュスエルテ(牝、国枝、父ハーツクライ)は7着と悔しいデビュー戦となった。

発馬は出たものの、道中は中団以降に控えた。ペースは1000メートル通過1分3秒4のスロー。4角9番手からじわじわ脚を伸ばしメンバー最速の上がり33秒4をマークしたが、上位争いに食い込むことはできなかった。国枝師は「結果論だけどポンと出た時に行っても良かったかもね。今回は能力で負けたのではなく、適性や位置取りだと思う。短いところでもいいかな」と前を向いた。