日曜中京のプロキオンS(G3、ダート1400メートル、9日)では、好調な杉山晴厩舎がブルベアイリーデ(牡7)で2週連続の重賞制覇を狙う。同厩舎は先週のラジオNIKKEI賞をエルトンバローズで制するなど2勝を挙げ、リーディングのトップタイに浮上した。イリーデも今、絶好調で、先週は坂路で4ハロン50秒4の好時計をマーク。「動きは良かった。体調がいいのと、ブリンカーの効果もあると思う」と杉山晴師は分析する。

そのブリンカーは今回、レースでは初めて着用する。「最近、馬混みに入るとふわっとするところがあるし、これまで勝つ時は外差しが多かった。それで着けることにしたが、これで駄目ならというぐらいの気持ち」と力が入る。鮮やかな末脚が復活するか。