21年の新潟記念覇者マイネルファンロン(牡8、手塚)が12日、美浦トレセンで障害試験に合格した。

ステイゴールド産駒で、半妹がオークス馬ユーバーレーベンという血統。近親には11年の中山グランドジャンプを勝ったマイネルネオス、現在阪神と福島でオープンを連勝中のマイネルグロンがいる。

鞍上を務める蓑島騎手は「飛越は上手ですよ。平地の脚力やスタミナもあります。試験までは単走でやってきましたが、これから他の馬と一緒に走るので折り合いが大事になるし、レースまでに調整していきたい。この年齢で新しいことを始めるのは大変ですけど、頑張ってもらいたいです」と期待を寄せた。

デビュー戦は3回新潟開催の開幕週に組まれる未勝利戦(芝2850メートル、8月13日)を予定している。