昨年のアイビスSDに続いて実現した「菜七子対聖奈」に多くの新潟のファンが声援を送った。今村聖奈騎手の10番人気メディーヴァル(牡5、寺島)が8着、藤田菜七子騎手の14番人気チェアリングソング(牡6、青木)は10着に終わった。

今村は「前半は思い通りに運べましたが、ゴチャついてリズムが狂ってしまいました。もったいなかったです」。藤田は「(ゲートは)練習では問題なかったけど直前で動いてしまい、タイミングが合いませんでした。しまいは来てくれて適性はあるので、もったいない競馬になってしまった」。2人とも悔しそうに振り返った。

昨年の競演は、史上初めてのJRA女性騎手の重賞対戦で今回が2回目。1年前は藤田がスティクスで5着、今村がオヌシナニモノで15着だった。