北海道新ひだか町の北海道市場では21日~25日まで5日間の日程で、日高地方の1歳馬を中心としたサマーセールが行われている。

2日目の最高落札馬はブラックカシミールの22(牡、父スワーヴリチャード)だった。落札額は3100万円(税抜き)で、落札者は(有)ノルマンディーファーム。生産者は(有)バンブー牧場。3代母ダドリアバンブーは84年のオークス3着。半兄オリオンパッチはダート短距離で3勝を挙げている。

スワーヴリチャードは初年度産駒の現2歳が絶好調。JRAですでに9頭が勝ち上がりを決めており、セールでも人気を集めている。

2日目、2番目に高額だったのはゴールドシップ産駒のウッドシップの22(牡)。2700万円(税抜き)で芹沢精一氏(19年札幌2歳S覇者ブラックホール、エリザベス女王杯2着ライラックなどを所有)が落札している。

サマーセール2日目の落札馬を金額順に種牡馬で見ていくと、スワーヴリチャード、ゴールドシップ、モズアスコット、タワーオブロンドン、ルヴァンスレーヴ、トーセンラーと続いており、多様な種牡馬の産駒が求められていることが確認できる。