阪神開幕週のメインは、サマースプリントシリーズ最終戦・セントウルS(G2、芝1200メートル、10日、1着馬にスプリンターズS優先出走権)。快速馬スマートクラージュ(牡6、池江)が重賞初Vを狙う。

中間の動きが圧巻で、8月31日の1週前追いでは坂路4ハロン50秒5-11秒6の猛時計。「最近の中では一番動いている」と岩崎助手は評価する。ディープインパクト産駒ながら1200メートルに適性を見いだした。「回転の速いピッチ走法。今回はベストの条件」と橋口助手。池江厩舎は昨年のスプリンターズSをジャンダルムで制しており、前哨戦でまたスプリント王候補が誕生か。