4番人気のキョウエイカンセ(牡、萱野、父ビッグアーサー)がゴール前で差し切り、デビュー3戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分9秒1。永野猛蔵騎手は「新馬戦の内容が良くて、前回は大外枠から苦しい競馬でした。今回は新馬と同じように、最後にいい脚を使ってくれましたね」とたたえた。

道中は逃げ馬から約5馬身後方の中団を追走。4角6番手で直線に入ると、大外から鋭い末脚で先行馬を一蹴した。前走がマイル戦(17着)で、初めての1200メートル戦で一変した。

萱野浩二師は「ビッグアーサー産駒で、距離はこれくらいがいいね。今後は未定です。夏場に頑張ってくれたからね」と話した。