2番人気ピュアキアン(牡、竹内、父ホッコータルマエ)が逃げ切りでデビュー勝ちを決めた。スタートから進んで行ってハナを確保。手応え十分のまま最後の直線入り、後続の追い上げを半馬身封じた。勝ち時計は1分55秒9。

吉田豊騎手は「調教にまたがっていい感じだと思っていたし、ダートのこのくらいが合うと思った。スタートを出たらハナに行こうと考えていたし、向正面手前くらいから息も入って直線も楽勝と思っていました。1頭来ていたので、来られた分だけ追ったらいい反応を見せてくれました。今のところ何も問題ないと思います」と評価した。

竹内正洋師は「きょうだいは短いところの子が多いんですけど、この子は走りが大きくてダートの中距離が合うと感じていました。上手に競馬をしていたと思います。これからもこのあたりの条件になると思いますので、京都のもちの木賞(2歳1勝クラス、ダート1800メートル、11月5日)か暮れの中山(2歳1勝クラス、ダート1800メートル、12月10日)になると思います」と話した。