秋の京都開催開幕を飾る京都大賞典(G2、芝2400メートル、9日、1着馬に天皇賞・秋優先出走権)の最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。“アイドルホース”のアフリカンゴールド(せん8、西園正)は栗東Cウッドで活気のある動きを披露。札幌記念は12着に終わったが、これまでも大敗後に変わり身を見せた実績もあり、過去3勝の得意距離で一発を狙う。

馬影が少ない時間帯にCウッドへ出てきたアフリカンゴールドは前半を気分良さそうに流し、ラストもしっかりと反応した。時計は6ハロン83秒7-11秒8で先週より一段動きが良化。「心房細動明けだった(前走の)札幌記念(12着)よりしっかりと調教できたし、今回の方が仕上がりはいい」と平田厩務員は状態面の上積みを感じている。

「アイドルホースオーディション2023」の現役馬部門で1位に輝き、ぬいぐるみ化が決定した人気馬。「ぬいぐるみができるのが楽しみ」と同厩務員も心待ちにする。レースでは意外性のある馬で、昨年の京都記念を勝った時は13頭中12番人気だった。「逃げ馬はそれが魅力だよね」と西園正師は語る。

8歳のベテランだが、半兄のアフリカンストーリーが7歳にしてドバイワールドCを勝った遅咲きの血統。「ここにきて扱いやすくなってきた」(平田厩務員)と精神面も進化している。ここであっと言わせるかもしれない。【岡本光男】