お盆休みをフル活用し、単身、旅打ちを敢行しているのがライター仲間のY(50代後半)。独身貴族のYは普段、移動式事務所として使っているポンコツのワンボックスカーで連日車中泊。「名付けて関越道北上大作戦!」などと豪語し、関越道(北関東道、北陸道、磐越道経由)周辺の公営ギャンブル施設をハシゴしている。

Yのメールには11日(火)ボートピア岡部⇒12日(水)伊勢崎オート2日目⇒13日(木)弥彦競輪最終日⇒14日(金)ミニボートピア阿賀野または佐渡観光⇒15日(土)新潟競馬⇒16日(日)予備日と夢の日程が…。旅先でも公営競技に飽き足らず、パチンコ、フリー雀荘でもハッスルする姿が目に浮かぶ。

「火曜の岡部はレディースチャンピオンの優勝戦で1-2-4(1330円)を1万円引っ掛け好発進。3着に食い込んだ堀之内の執念に救われたよ。ただ簡単に連勝させてくれないのがギャンブルで、水曜の伊勢崎は頭勝負の青山(周平)が2着に敗れて5万のマイナス。でも旅打ちで最も大事なのは連敗しないこと。木曜の弥彦はとにかくプラスに持っていく。吉報を待っててくれ」。

残念ながら当コラムの締め切り時刻までに吉報は届かなかったが、新潟競馬場へ行くまでは決して旅打ちを中断しないのは確か。なぜかって? 公営競技歴35年のYが格別に愛するのはオートレースのハンデ戦(現在の最大ハンデは110メートル、過去には340メートルのハンデ戦もあった)と競馬の障害レース(中山大障害は92年のシンボリクリエンス以降、全レース生観戦しているとか)。夏競馬唯一の障害重賞である新潟ジャンプSを前に退散するはずはありません。

で、全競馬場の障害コースを知り尽くすYに新潟ジャンプSの予想を聞くと、弥彦競輪の結果には一切触れず、「新潟ジャンプSは先手必勝。俺はピーターサイトが重賞制覇へメイチの勝負とみている。単勝に有り金勝負! 帰りは草津温泉の高級宿にでも泊まって命の洗濯をしてくるよ。むふふふ」とのこと。なるほど、過去10年、4角4番手以内の馬が全勝している新潟ジャンプSならチャンス十分。Yが草津温泉(写真)で豪遊する姿も目に浮かびます(笑い)。