馬券発売のあるG1ジャックルマロワ賞も気になりますが、週をまたいだ19日(水曜)に行われるG1英インターナショナルS(ヨーク、芝2050メートル)にも注目です。

昨年は古馬のオンブズマンが3歳のドラクロワに3馬身半差をつけて優勝、オンブズマンのペースメーカーとして出走したバーキャッスルが3着に残って、日本から参戦のダノンデサイルは5着、のちに凱旋門賞馬となるダリズはしんがりの6着に終わりました。

14日現在、出走を予定しているのは以下の10頭。注目は古馬のオンブズマンと3歳代表のコンスティテューションリバーの激突です。

<英インターナショナルS>

(馬番)馬名(性齢)騎手、前売りオッズ

(1)アルマカム(牡5)未定、21・0倍

(2)デヴィルズアドヴォケート(セン4)R・ハヴリン、151・0倍

(3)オンブズマン(牡5)W・ビュイック、2・0倍

(4)プライドオブアーラス(セン4)未定、34・0倍

(5)ザイダン(牡4)未定、21・0倍

(6)アクション(牡4)未定、151・0倍

(7)コーズウェイ(牡4)未定、41・0倍

(8)コンスティテューションリバー(牡3)未定・2・75倍

(9)ホークマウンテン(牡3)未定21・0倍

(10)アイテム(牡3)C・キーン、7・5倍

連覇に挑むオンブズマン(牡5、父ナイトオブサンダー、J&T・ゴスデン厩舎)は今年、ここまで3戦全勝。最新のワールドベストレースホースランキングでも、レーティング131で香港のカーインライジングと並んで首位を守っています。

今シーズンは3月のG1ドバイターフ(メイダン、芝1800メートル)で初戦を飾ると、5月のG3ブリガディアジェラードS(サンダウン、芝1990メートル)も連勝、ロイヤルアスコット開催のG1プリンスオブウェールズS(アスコット、芝1990メートル)ではミニーホーク(2着)やダリズ(3着)を一蹴しました。連覇なればホーリング(95年、96年優勝)以来、30年ぶりの快挙になります。

3歳を代表して難敵に挑むコンスティテューションリバー(牡3、父ウートンバセット、A・オブライエン厩舎)はここまで6戦5勝、2着1回。昨年はデビュー戦のみ2着、3戦目に重賞(G2フューチュリティS)を制しました。

今シーズンは初戦のリステッド(ディーS)を7馬身差圧勝して臨んだG1仏ダービー(ジョッキークラブ賞、シャンティイ、芝2100メートル)に快勝、クラシックを制しました。古馬初挑戦となった前走のG1エクリプスS(サンダウン、芝2000メートル)は直線で桁違いの末脚を爆発させて優勝。ここが試金石となります。

3番人気が予想されるアイテム(牡3、父フランケル、A・ボールディング厩舎)は5戦4勝。唯一の敗戦はクリスマスデーの7着に終わったG1英ダービーです。

今シーズン初戦のG2ダンテS(ヨーク、芝2050メートル)でクリスマスデーを3着に退け、英インターナショナルSの前哨戦となったG2ヨークS(ヨーク、芝2050メートル)では、古馬のプライドオブアーラスに2馬身4分の3差をつけて優勝しています。2戦2勝と相性の良い舞台で、一角崩しを目論んでいます。(ターフライター奥野庸介)

※レース成績等は2026年8月14日現在