12番人気アースイオス(牡、小西、父ジャスタウェイ)が低評価とは裏腹に6馬身ちぎる快勝劇でデビュー勝ちを決めた。好位追走から直線入り口で外にスムーズに出し、残り200メートルで完全に先頭を奪うとそこからは1人旅だった。勝ち時計は1分38秒7。

横山和騎手は「調教が積まれていて、ベースがしっかりしていました。メンバー的に恵まれたところもあるので、またこれからだと思います」と話した。

小西厩舎は21年にも、天皇賞・秋の当日に行われたダート1600メートル新馬戦をペイシャエスで勝利。同馬は翌年のユニコーンS、名古屋GP勝ちなど出世した。ゆかりのある新馬戦を制した小西師は「緩いところがあるので使いながらかと思っていたが、こちらの思った以上の競馬をしてくれた。大型馬なのでコーナーが少ないこの舞台から。距離はもう少し長くて大丈夫だと思う。まだこれからの馬」とコメントした。次走は未定。